午前。ふだんは西表で研究しておられる甲殻類屋さんの成瀬さんにお目に掛かる。
甲殻類屋さんはなぜか会う人会う人皆さんかわいい(成人男性をつかまえて「かわいい」は失礼ですね、すみません)。
甲殻類以外の分類群の人でも、会ってヤな感じだった研究者って、ほんとにいない。
私の場合「あ~この人ダメ~」と思った研究者って、今までに1人しかいないもんね。
むしろ研究者の取り巻きの一部のガイドや一部のダイバーのほうが、虎の威を刈る何とやらで、偉そうにしている人が多いかも。何をカン違いしてるんだろうって思う。・・・ここで「カチン」ときた人こそがカン違いしてる当事者だろうね、きっと(挑発しているつもりではなく、フツーに分析してるだけです)。
実るほど頭を垂れる稲穂、にならなくては。あ、これは、自分に言ってるんですよ。
午後。ウミウシ屋のたろすけのために発泡スチロールの箱を捜してうろうろ。最初のスーパーではもらえず、次のスーパーでもらったのは巨大すぎ、ダイソーの200円・300円のは小さすぎ、最後にメイクマンでようやく適切なサイズのを発見。400円のそれを購入してからドクター部屋に戻る。テンパリ状態から脱却して、いつもの雰囲気に戻ったウミクワ先輩(このヒトも甲殻類屋さんだ)と、時折雑談などしつつ論文を書く。
夕方、文献を受け取りに図書館に行く。理学部棟前で、ものすごい風に飛ばされそうになる(琉大は山の上にある)。
研究室に戻ると内肛動物後輩が「今日はすごい風ですね。台風みたい」
台風だよ?
夜、ピザーラのピザを注文して、ホヤ後輩(現在4年生・来年進学)とリフレッシュルームで晩ご飯。
先月後半、那覇空港に送迎してもらったお礼にごちそうしました。ついでに就職相談にも少しだけのりました。
組織で3年しか働いたことのないヒトが、就職相談というのもおこがましいが。
教師という肩書きをお持ちの方々より、よほど世の中を知っているはずだし。
しかしその実は親でも教師でもなく、ただの先輩なので、ふだんは一緒に遊んでもらっている。この週末は一緒に遊びに行く予定(一応「調査」「採集」ってことになってますけど)。
夜9時。ふたたびドクター部屋に。論文を書く。表は一応できたかな。よしよし。
社会人大学院生のYUさんと留学生のキムバリーが来る。しかし雑談はせず、各自自分の仕事に没頭。
夜にドクター部屋に来る女史は、昼に出入りしている女子とは気迫が違う。
出羽っちと電話で10分ほど話して、また論文。
かくて大学院生の一日は過ぎゆく・・・。