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12月23日 昨夜遅く到着した福岡からのお客さんが、午前中に2ダイブするという。しかしダンナと私は早朝の1本をパスすることに。おそるべき根性のなさである。 さよこさんに「2本目は10時半スタートなので、10時くらいに来てください」と言われたが、もたもたしていて店に到着したのは10時15分だった。 店には誰もいなかった。 「あれー? もう出てっちゃったのかなあ」(わたし) 「15分が待てないってことはないと思うけど。理枝、携帯は?」(ダンナ) 「あ。忘れた」(わたし) 「また携帯を不携帯かー」(ダンナ) 「まただよー。でもさ潜っている間は、さよこさんだって携帯に出ることはできないよ。捜しに行ってみようよ」(わたし) 港に行ったがボートはない。フト遠くを見ると昨日の夕方、イッポンテグリという珍しい(しかし私にとってはどうでもよい)魚がいたビーチエントリーのポイントにボートが泊まっている。 「わかった! 昨日のイッポンテグリの撮影に時間がかかっているんだよ。ってことは、エキジットまで、まだちょっと時間かかるかも」 「エキジットしても水面休息しないといけないから、あと1時間はかかるね」 ということで、お店には戻らず、そのまま車で散歩に出かけることにした。 柏島とは反対方向の山に登っていく坂道の途中、高知ナンバー、愛媛ナンバー、そして鹿児島ナンバーの車が並んで停まっている。鹿児島ナンバーの車には「海案内」のステッカーが。 「これって出羽っちの車だよ。高知ナンバーは柏島のガイドさん、愛媛ナンバーはきっと平田さんの車だよ」 「出羽くん、ここで潜っているのかな」 「そうだね。でも、いつ戻ってくるかわかんないし、どうしようかねー」 フト見ると、出羽っちの車の窓が少し開いている。 覗いてみると、ボールペンが手の届くところに放り出してある。しかし中に女性が1人いることには気がつかなかった。窓をバッとあけてお互いに、 「わっ!」 「わっ!」 「あー、びっくりさせてすみません。……これって鹿児島の出羽慎一の車ですよね」 「そうです」 「実は私は出羽慎一とは知り合いで、車を見かけたもので、メッセージを残して帰ろうと思ったところ、ボールペンが見えたので。決してあやしいものではありません」 そこで私はピンときた。 「もしかして平田さんの奥様?」 「そうです」 「あの私、中野理枝です」 「あー、あの、ウミウシの」 「はいはいはいはい」 「メールでは何度か」 「その節はお世話になりまして」 ということで、平田さんや出羽っちがエキジットしてくるのを待ちながら、平田しおりさんと30分ほど話をする。愛媛の平田号にはお茶が何種類も積んであり、ダンナと私はココアをいただいた。 神田くんの結婚式の翌日から、出羽っちは高知の海を潜り歩いている。せっかく高知に来たんだから潜らないわけにはいかない。とは私も思う。しかし潜水に対する執念の強さにおいて私は出羽っちの足下にも及ばない。 エキジットしてきた平田さん・出羽っちと少しだけ話をして、2本目のダイビングの時間だからと急いで帰るが、一歩違いで2本目のボートは出た後だった。 ボートが戻ってくるまでの間、今度は柏島までドライブをする。 午後から1本潜る。今日はイッポンテグリはいなかった。 夜はしゃぶしゃぶ。今日もまたごちそうだ。高知の「ダバダ火振(ひぶり)」という栗焼酎をいただく。これがまたほのかに甘く大変に旨い酒で、ついついたくさん飲んでしまった。 12月24日 今日も午前中のダイビングはキャンセル。 毎晩毎晩、美味しいご飯と旨い酒をいただいている。私は学習能力が低い=バカなので、美味しかったり楽しかったりすると、あれほど辛かった二日酔いの記憶をつい忘れ、つい飲み過ぎて翌日倒れる。高知に来て1週間で、既に2回も倒れている。 自己嫌悪に浸りながらメールをチェックすると、黒潮生物研究財団の岩瀬さんからのお返事が届いていた。今日の午後と明日は研究所にいらっしゃるという。 ということで、今日は午後のダイビングもキャンセル。 さよこさん中山さんに道順を聞き、午後2時、ダンナと2人で黒潮生物研究財団を訪れる。岩瀬さんともメールでは何度かやりとりをしたことがあるが、お目にかかるのは初めてだ。1時間ほどの歓談ののち、さらに1時間ほど施設を見学させていただく。 バカがひとさまを評するのはどうかと思いますが、少しだけ。「頭のいい人」には今までに何度も会っている。が「とても頭のいい人」には、大学院に入ってから初めて出会ったような気がする。岩瀬さんもそのおひとり。 知識がある、頭の回転が速い、というだけでは、頭がいい人とは言えないんですね。 研究所の前の浜がとても良い感じだったので、岩瀬さんのご厚意で明日潜らせてもらうことに。 宿毛に寄って帰るつもりが、道を間違えて反対方向に走ってしまう。せっかくだからと足摺岬まで行くことにした。 着いた時には薄暮であったが、ダイナミックな光景を見ることができた。 宿毛までドライブし、駅前の和食屋でうどんとおでん。関西風のおでんで美味しかった。 帰宅し、さよこさんと翌日の打ち合わせをして、風呂に入って就寝。しかし酒なしだと寝られず、午前2時、メラトニンを服用して就寝。 飲まないと寝られないのはアル中のはじまり……。 12月25日 午前は黒潮生物研究財団の前の浜で1本ビーチダイビング。「ここは一昨日鹿児島の出羽くんも潜りましたよ」と岩瀬さんに言われる。やっぱりなー。 良い海でした。素晴らしかった。また潜りたい。 午後は出羽っちが陸エンで潜っていた場所に、さよこさんの操船でボートダイビング。こちらはウミウシはおりませなんだな。ま、これからでしょう。 夜は久々の外食。オムライスと餃子という変な組み合わせであったが旨かった。帰宅してからさよこさんの相談事にのる。正確には「メールの送受信がうまくいかないのは何故で対策としてはどうしたらいいのか?」というさよこさんの悩みをダンナが2時間かけて解決する。どこに行ってもダンナはPC修理よろず承り屋さんとして頼りにされる。沖縄ではない地方なら、これで食って行けるのではないかと思うのだが、どうかね? 今日は缶ビールを1本のみ。また寝られず、メラトニン服用。 12月26日 朝11時、神田くんが迎えに来てくれて、5日間お世話になったK's さんとはここでさようなら。K's さんにココロから感謝。美味しいものをたくさんごちそうになりました。ダイビング5本、お世話になりました。ダンナのボロボロのロクハンを修理してくださいました。ありがとう中山さん、ありがとうさよこさん。 ウミウシの季節に、またお目にかかりましょう。 柏島に行く前に、お猿公園と展望台に。帰りに裏道を通ったら落石を踏んでタイヤがパンクしてしまった。 「スペアタイヤはあります。でもジャッキがない。貸したのが戻ってきてない!」 「誰か呼ばないと」 しかしその場所は携帯が通じなかった。 「あかん、au は通じない。理枝さんドコモはどうですか」 「ドコモも圏外だわ」 「ちょっと待っとってください! 通じるところまで行って救援呼んできます」 神田くんはそう言い残し、山を駆け下りていった。 しかし。 待てど暮らせど戻ってこない。 ダンナが「理枝ちょっと携帯貸して」と言って、神田くんの後を追いかけていった、と思ったらすぐに戻ってきた。 「あのカーブのすぐ先でドコモは使えたよ」 「神田くんにつながった?」 「つながらなかった。au はダメみたいだね」 「神田くん、バーッと走っていったけど、どこまで行ったんかね。ドコモも持っていけば良かったのに」 「まあ、そのうち、戻ってくるよ」 「それまでこのあたりをちょっと散歩しようかな」 「寒いよ」 「大丈夫」 車の外に出て、パンクの原因となった岩や木漏れ日などを眺めていると、神田くんがお父さんと一緒に戻ってきた。 そこでパンクしたタイヤの交換方法を見学する。 「理枝も1人で運転してて、パンクしたらこうやるんだよ」(ダンナ) 「うーん、あたしにはできないな~」(わたし) 「じゃ、どうすんだよ?」(ダンナ) 「携帯で保険会社を呼ぶか、そこらへんにいる誰か助けてくれる男の人を捜す」(わたし) 「そうがええがですよ。男の人なら断りはしませんし。たいていの男ならタイヤ交換くらいできます」(神田父) 「……おれ、できるかな」(ダンナ) 「は~い神田くん、こっち向いて笑って」(わたし) 「なんでこんなとこ写真に撮んねん!」(神田) 昨夜オムライスを食べた店でランチ。それから神田くんの職場<黒潮実感センター>に行った。 実感センターは廃校になった柏島中学校の施設を使っている。 「やっと来ましたね(しみじみ)」(神田) 「ほんまに、やっと来たわ(しみじみ)」(わたし) しかし昨日は午前2時と午前4時に目が覚めたせいか、布団を出してもらった途端に眠くなって寝てしまう。島を散歩しようと思っていたのに、2時間半後に目が覚めた時、辺りは既に暗くなっていた。 その間にダンナは神田くんの相談事にのっていた。正確には「メールサーバの容量がいっぱいになってしまって送受信がうまくいかない。どうしたらいいだろう?」という悩みをダンナが解決すべく2時間半ねばっていた。 夕方7時半、調理室で宴会開始。今日は神田くんのかつての仕事仲間ご夫妻と、柏島の大月ダイビングサービスでガイドをしている矢中くん、そしてダンナと私に神田くん。 刺身旨かった。鍋も旨かった。「ペタ焼き」も旨かった。そして今日も出た「ダバダ火振(ひぶり)!」。「おお、今日もまた魔の酒が!」といいつつ、パカパカぐいぐい飲む。 12月27日 朝起きたら倒れていた。 神田くん夫妻に宿毛駅まで送ってもらう車中でも倒れていた。宿毛駅から中村駅の間でも倒れていた。中村駅から高知駅の間の特急の中でも倒れていた。高知駅から高知空港に向かうバスの中でも倒れていた。高知から福岡に向かう飛行機の機内でも倒れていた。福岡空港のトランジットの間にやや復活。那覇空港に着いた頃には完全復活。迎えに来てくれたたまさんとスパゲティとパスタを食べて、家まで送っていただきました。 これにて宴会マラソン終了!
by hofukutei
| 2009-12-27 23:23
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