午後、保険会社から修理会社の件で電話。
コバックならお金がかかるけど、保険会社の紹介の会社ならお金がかからない。紹介できるのは2社で、1社は浦添、1社は沖縄市。どちらにするか、という内容だった。
昨日聞いた以上の情報が何もない。
しかたなく、「昨日も伝えたが、代車を出してくれるならどちらの会社でもよい」と伝えたところ、10分後に再度電話。沖縄市のほうが貸してくれるという。会社の位置を調べてみると、昨日デミ男が動かなくなった近くだ。
「3時半頃修理工場に持っていくので、それからは修理工場の方と直接相談してください」。
はいはい。
電話を切った途端に修理工場から電話。
「どこが壊れたんですか? 非常灯が壊れたと聞いてますが」
非常灯が壊れたんじゃなくて、どこかが壊れたから非常灯がついたの!
しかたないので、昨日、保険会社とレッカー車の人に言ったことをもう1回言う。
「代車どうしますかね」
「(持ってこいと言うたら持ってきてくれるんかい!)4時過ぎに伺いますので準備よろしくお願いします」
で、今日もウミクワ先輩に頼んで、コザ十字路近くの修理工場まで連れてってもらう。
デミ男のボンネットをあけていたおにいちゃんが、
「どこが壊れたんですか?」
しかたないので、昨日、保険会社とレッカー車の人に言い、さっき同じ修理工場の人に電話で言ったことをもう1回言う。この時点で私は怒っていた。
「エンジンの修理ですね」
故障箇所を突き止めて修理するのがおまんらの仕事やろうが!しかし大事なデミオを修理してもらうのだ。「苛」とか「怒」を顔に出してはいけない。
「エンジンが壊れたのか、他のどこが壊れたのか、私にはわかりません。どこが壊れたか見極めて修理してください」
「あーわかりました」
だいじょうぶかなあ。心配。
行く道すがら、買い換えるべきか修理して乗り続けるべきか、懊悩をウミクワ先輩に打ち明けた。
ウミクワ先輩が言うには、
「沖縄の中古車はあまり信用できませんよ。僕の車も20万円以上出して買ったんですが、買ってすぐにオイル漏れが見つかりました」
「おお(驚愕)、なんということだ」
「今回の故障の程度にもよると思いますが、あと1-2年で沖縄を出るなら、それまで今の車のままでもいいのでは」
レッカー会社・修理会社の間の連絡の悪さ。さらにこの先輩の話で、沖縄で車を買い換えるのはやめることにした。
内地に戻る時は、まず鹿児島までフェリーで行って、上陸後は潜り仲間ウミウシ仲間を訪ねつつ潜りつつ、じわじわ北上していこうと考えている。その時まではデミオと一緒、終着点の関東で買い換えることに決めた。
代車の軽自動車を転がして帰宅。
乗っている人には申し訳ないけど、いくら貧乏しても私は軽自動車には買い換えない。だって、こわいです。サーフとかランクルとかにちょいと触れられただけでも吹き飛ばされそうでこわかった。かといって逃げ切るにもパワーがないし。1500cc のデミオと比べてはいけないのかもしれないが。
5年前にデミオを買う時にもサイト日記に書いたことだけど、もし車どうし戦うことになった時に、勝てる車でないとあたしイヤだわ。
などと言うと、ダンナや神田くんは「右翼の装甲車に乗れば?」とか言うんだよね。
「右翼の装甲車に人間4人と4人分の器材とタンク8本積めるか? あたしはそういう車がほしいのっ」というと、
「ほんならハイエースがええんちゃう」。
ダイビングショップさんじゃないんだから、さすがにハイエースは色気なさすぎる。
やっぱり、しばらくデミオのままでいい。
デミオが重病ではなく、きちんと修理されて、すぐにおうちに戻ってこれますように。