おなかピーで午前中キャンセルした日が1日、あまりの暴風雨にダイビングを断念、南部から名瀬市内に移動しただけで終わってしまった日が1日ありましたが、基本的に1時間30~50分を1日2本。計10本潜ってきました。
滞在中ずっと天気が悪かった、というよりどんどん天気が悪くなっていき、昨日なんかありえないくらいの寒さで暴風雨。最低気温9度、最高気温11度。奄美大島なのに! 波の高さ6m、風速は30mを超えたとか? 台風並みだ。
でも潜りましたよ。潜れる場所を探してね。
北風だから太平洋側の手広なら穏やかだろうと思いきや。冷たい強い風が沖に向かうさざ波を作り、底では21度あった水温も海表面は18.5度。水面から顔を出すと吹きすさぶ北風が顔面を直撃。ここは本当に奄美大島か? と思ったほど。
でも潜った。潜ってよかった。
北部では今本さん・S本さんご夫妻とご一緒でした。
ウミウシ目のある、ダイビングの上手な人、しかも社会人と一緒だと、ストレスフリーでウミウシ捜しに集中できていいですね。
砂地で砂を蹴り上げる、ソフトコーラルを蹴り倒す、サンゴを蹴り飛ばす。そんな己のダイビング技術の下手クソさを自覚して、上達しようと努力する人はいいんだけど、研究者(特に女性の研究者)って、そういう自覚のある人が少ない。ろくすっぽ中性浮力もとれないくせしてそこそこダイビングがうまいつもりでいる。さらに始末の悪いことに、その程度で自分の研究対象の海の生き物をよく観察しているつもりでいる。
あ~また愚痴だわ。
いや、だからね、こういう人ではない人と一緒だったのが、心底よかった、と言いたかったのであります。