ダンナが言う。
「たとえば有料メールマガジンでウミウシの情報を提供するとかさ」。
日常のよしなしごとはブログに、ウミウシのことはメルマガにと、書き分けろってことか。
う~ん。そうだなあ。
死ぬほどたくさん論文を読んでいれば、不可能ではないかも。
でもダイバーの皆さんて、ウミウシの名前(学名と和名)にしか興味ないじゃん。私は研究者であってオタクではないので学名と和名に汲々とする趣味はないのよ。興味があるのは行動学。それでもよいのかしら?
「でも図鑑は出すんだろう」
「出すよ。私の他に誰が出せるっていうの」
「だったら、ひとまず次の大図鑑を出すまでの間に、暫定的な図鑑を作って電子出版にして売るべきだ」。
そうなのよねえ。無脊椎動物の本を出したばかりなのに「出してほしいのは次のウミウシ図鑑なんだけど・・・」と、この半月の間に何人の人に言われたことか。
嗚呼、そんななのに今日はクチナシイロウミウシという和名を思い出すのに10分もかかってしまった。学名はすらっと出てくるんだけど。こんなでもよいのかしら?
あ~どうしよう~。
懊悩した挙げ句、同じ軟体動物でも殻つきのほうに逃げる。
拡大するとこんな具合。
GF1 パンケーキレンズ+クローズアップレンズで撮りました。