昨夜は「自由はすぐそこ」なんて甘いことを書いたが、実は今すぐ自由になれるなどとは思っていない。自由を勝ち取るには長く苦しい闘争が必要なのだ。と、昨夜寝る前に高知の焼酎を飲みながら『ベルサイユのバラ』全10巻を一気読みして思った。しかし少なくとも、もう我慢する必要はなくなった。我慢に我慢を重ねて鬱病になったのだから、もう我慢しなくてよくなった、それだけでも鬱の症状は軽くなるに違いない。
ところで。
自分の苦しみで頭の中がいっぱいになっている間に、世の中はずいぶん右傾化してしまったようだ。
スコットランドの独立には本当に期待したのだが。スコットランドが独立すればアイルランドの独立運動も再燃するだろう。そうすればスペインのバスク、バルセロナにも再び独立の機運が盛り上がるだろう。中国のウイグルも再び立ち上がるかもしれない。世界が左傾化すれば、日本の右傾化にも歯止めがかかるのではないか、と期待したのだが。
「朝日新聞の屈服 - 安倍晋三による調略、集団リンチと内部工作員の揺動」
苦い思いで上記ブログを読んだ。私がこの先アカデミアからどのような自由を得ようとも、この国そのものに、もはや思想の自由、表現の自由はないのかもしれない。
嗚呼、ホントにこの国はもうダメだ。今は戦前だ。戦争は経験したくない。日本から逃げ出したい。
逃げるならオーストラリアだ。以前このデジタル日記にそう書いたことがあったけれど、オーストラリアはシリア爆撃に賛成だそうな。そういえばオーストラリアはアメリカの手先だった。ちなみにスコットランドはシリア爆撃に反対だから、シリア爆撃に賛成するイングランド(=アメリカと結託している)から独立したかったのよ。なのに結局おカネの魅力(威力)というか、イングランドのプロパガンダに負けてしまった。
右傾化はもう止められないのかしら。
じゃあどこに逃げたらいいのか? 民度の高い国といえばカナダをイメージする私ですが、カナダって寒いのよね……。だいたいにおいて民度の高い国は寒いのですよね。例外はあるのかもしれないけれど。
とにかく、まずは東京から逃げ出したい。
しかしダンナが「ええーーー? 事務所を借りたばっかりなんだぜ???」と言った。
しかたない。ひとまず東京を拠点にしておいて、残りの人生、半分は東京、半分は旅して過ごすのがいいような気がする。あ、これも前にも書いたか。
それにしてもアベみたいな学歴コンプレックスの強い(そりゃ成蹊だもんね)、胃潰瘍になって政権を放り出すような、二世の小物政治家がここまでやるとは。アメリカに奴隷になることを紙に書いて誓ったのだろう。