明日いよいよ両親の引っ越し!
しかし両親、口喧嘩絶えず、互いに口数多けれど仕事量非常に少なし!
そして結局、私ひとり梱包と掃除に終日追われている。
さっきの両親の会話。
「あれ? もろてきた住民票、どこやったかなあ」(父)
「あそこに置いたんちゃうん」(母)
「あれへんで」(父)
「えー、それは困るわー、どこいったんやろ」(母)
と、2人、零時を過ぎから家探しを始める。
「はいはいはい、いいですかご両親さま、ここから玄関までの間にはありません、あそこからベランダまでの間にもありません。つまり私の監督下にはありません。あるならあなたがたの寝室かリビングのこの辺りです。で、まず、住民票をどんなかばんに入れて市役所から帰ってきたかを思い出してみて」
と言い、仕切り直しをさせて、40分後に「りえ、あったわ~」と寝室から声。
「荷造りも、りえのおかげでほとんどできたな~」
どこがやねん! むちゃくちゃ残ってるやろが! なんで夫婦2人で食器がこんなにあるんや!
「こんだけの荷物、どこに収納できると思っているのん。なんで捨てへんねん!」
「持っていけるだけ持って行きたいねん。入れへんかったら捨てるから」
で、捨てるのも私がやるだろうと両親は思っているのだ。
このクソ忙しい私の時間をどれだけ無駄に使っているのか、わかっているのかなあ。
しかし怒るとしょげるので、とんちんかんな受け答えや、荷造りしている間じゅう繰り返し聞かされる、とっくに亡くなった祖母(=母にとっては姑)や誰や彼やの悪口を我慢して我慢していて、しているうちに、昨日の夜、久しぶりに酷い鬱の症状(胸の灼熱感を伴う痛みと意味不明な号泣)が出た。ボロボロボロと涙をこぼしながら「頼むから残りの人生は喧嘩せず、せめて食事中だけでも人の悪口ではなく楽しい話をして、笑って生きてほしい」と言いつつ減らす方向で治療を進めている抗鬱剤を少し多めに飲んでしまった。
あと25年したら私もあれだけボケまくるのだろうか。
英文の読み書きができなくなり、かつ、ダイビングとまでは言わないが、タイドプールに這いつくばって生物観察ができなくなったら、私は人生、やめてもいいや。
と決意した鹿児島滞在であった。