10日ぶりくらいに街に出た、といっても徒歩15分の秋葉原に行っただけですが。どうしてもヨドバシカメラに行かなくてはいけなくなったので。
ヨドバシに行く途中でフトお腹がすいていることに気がついた。1人で行ったのでダンナと相談することなく好きな店に入れる。そこで一も二もなく天丼を食べにアキバの「天や」に。
一番奥のカウンター席に座り、店内を見渡す。
テーブル席にはイスラム系の男女4人、日本人のコスプレガールズ2人、韓国人の若者男子3人。カウンター席には欧米系のカップル、日本人男子(サラリーマンとアキバ系男子各1人)。
私の向かいに座っていた欧米系のカップルはメニューが決まらないらしく、英語のメニュー表を眺めてあれこれ言い合っている。ようやく食べるべきものが決まったと見えて、立ち上がり食券機の前に。が、今度は券の買い方がわからない。
そこに、どこにでもいそうなおっさん店員(店長?)がさりげなく近づき、英語でタッタッタと説明をした。
おお。
ファーストフードの店員(店長?)が英語で接客している。
驚いているうちに、天丼が運ばれてきた。欧米系のカップルのところにも天丼とうどんが運ばれてきた。
その店にいる国際色豊かな客が全員、ごく普通にお箸をつかって、天丼やうどんを食べている。
そのことにも少し驚いた。
しかし、よく考えると驚くには値しないのだった。だって、ここは秋葉原なのだから。
雨模様の平日だというのに、街はメイドさんと中国人の団体客がいっぱいだったし。
路チューしている外国人のカップルがいても、誰も見咎めたり、じろじろ見たりしないし。腕がぶつかって外人が「シュミマセン」と言い、ぶつけられた日本人サラリーマンは「It's OK」と返事してるし。
アキバは外国人がいることが、もはや当たり前になっているんだなー。
異形なるものを排斥したがる国民性にあって、アキバはもはや日本ではないような。
アキバが近いとダンナの仕事的にいろいろ便利。なだけではなく、こういうところもアキバ近くの狭小マンションから越せない理由のひとつなのかも。