発表要旨を送ったので、次は渡航の手配。
学会は7月18日から24日なので、17日にペナンに入るエアを確保。でも予約後によくよく調べてみたところ、学会は18日午後からだった。18日朝にペナン入りしても良かったかも……。ま、いいか1日くらい。観光して過ごそう。
次に学会後。せっかくの南洋なので、どこかでちょいと潜ってから帰国したい、と思っていたところに全ウ連会員の本郷さんがペナンに最近行ったそうなので聞いたところ「ペナンでは潜れないんですよ」。
ええっ? ならば、どうしよう。アジアの海に弱いんです私……。海外で潜りまくっていた頃はダンナの好きなミクロネシアばっかり行ってたからなー。うちのダンナは大海のどまんなかにポツンとあるような島が好きで、島がごちゃっとしているところは狭苦しくてイヤなんだそうな。「地図見てて、泳いで隣の島に行けそうな気がするところはヤなんだよ。あと、屋台でメシ食ったらハラ壊しそうなところもイヤだ」。 豪快なのか神経質なのかわからないが、とにかくそのため東南アジアにダンナと一緒に来たことがない。ほんとにミクロネシアばっかり。
そうこうしているうちに八丈島に通うようになり、そのうち沖縄に引っ越して、1人でどこにでも行くようになって今に至るわけです。
ではペナンからどこに行こう? と地図を眺めていると、サムイ島が近い! ことに気がついた。
そこですぐマーシーさんに連絡をとり、学会終了翌日からサムイ島(正確にはタオ)に行くことにした。ウミウシは少ないというウワサだが、マジもんのウミウシ好きのMHさんがそんなことはないと言っていたので、要するに捜し方だろう。
帰りのバンコク発成田着を予約した。あとはペナン→バンコク→サムイ、サムイ→バンコクの手配。それからバンコクとサムイ(タオ)の宿の手配もしなくちゃなんない。
学会に行くのなら学会発表の準備を先に行うべきではないか、遊びの手配のほうが先なのか! と誰かに(誰に?)怒られそうだけど、この時期既に夏休みなので、予約はお早めにしてしくはなしなのです。
これで7月も半月海外滞在が確定。父親の次の手術日から2週間程度は大阪にいられますように……なんか優先順位がめちゃくちゃなんですけど。
でもホント、家にいる母親の世話と、父親の入院先に通うために、学会予定のない期間中に手術してほしい。6月中旬も日本動物分類学会で北海道に行くので、できれば5月下旬あたりに手術、となってほしい。ここに書いてどうなるものでもないけれど……。
おまけに、one of a lot of Umiushi I saw today.
Eubranchus sp. ユーブランカス エスピー。ホリミノウミウシの仲間。学名も和名もない。
砂地を這っていたので、最初は誰だかわからなかった。ガヤについている時はじっとしている=本人は隠蔽的擬態をしているつもり、なのだが、地べたにいるときの移動速度は速かった。この子にしてみたら素っ裸で町に放り出されたくらいのヤバさなんだろうなー、すまんね、と思いながら撮影。
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