帰国までのバリ島滞在時間、<ノーブルバリ>ゲストの皆さんはケチャや遺跡などの観光に行ったりラフティングに行ったりエステでまったりされるそうだが、それらは次回、全ウ連ツアーで再訪する(できるか?)際にとっておき、今回は過去の追憶に……。って、大げさですね~。
大昔、初めてバリに来た時は友人(大学時代の同窓のN嬢)と一緒で、レギャンに泊まった。毎日、ダイビングから帰るとN嬢と町に繰り出して買い物をした。N嬢は露天で値切ってのショッピングが気に入ったようで、私の倍は買っていた。しまいには「理枝ちょっと飲み物買ってくる」と言い残したまま1時間も2時間もホテルに帰ってこず、やっと帰ってきたと思ったら「また買っちゃった~!」と両手に洋服だのなんだのを山ほど抱え……そんな彼女も今は3児の母である。光陰矢の如し。
彼女への土産に現在のクタ&レギャンの町を撮影しようと、町に3時間放置してもらうことに。どのホテルに泊まったのか忘れてしまった(レギャンビーチホテルだったと思うけれど確信なし)ので、とりあえずあてもなくうろうろする。
クタビーチ。同じ島の反対側。トランベンと全然ちゃうやん!
こんな人ら、トランベンにはおらへんかった。
おされなショッピングモールができていた。N嬢と来た時はオール露天だったものだが。浦島太郎感覚。
マクドナルドもある。
褒子さんによるとガラス張りの店が増えて露天の店は減ったそうだが、少し裏に入れば露天の店もまだまだ健在。
似たような路地をただただ歩いて見て回る。20代だった頃、N嬢とただただ歩いて見て回ったことを思い出した。懐かしい。やっぱり車窓からの景色としてではなく実体験しなくては、この感覚は得られない。
しかし買い物したかというとそうではなくて、値切り交渉そのものが面倒くさい。これが年をとったということだろう。なので写真はたくさん撮ったが購入は短パン2枚のみ。前世が有袋類だったに違いないカバン好きとしては、バティック柄の布製のカバンがほしかったのだが。
土産物はスーパーでまとめ買いする(スーパー内の写真はありません)。
スーパーでの買い物を済ませ、ランチの店を捜すが、暑くてヘトヘトになってきたので目の前にあったイタリアンに飛び込む。
しかしこの店、とんだぼったくりで、スイカジュース、野菜サラダ、パスタのみで4,000円(≒ルピア)とられた。しかもパスタ2,000円(≒ルピア)は胡椒が効きすぎ。トランベン村のワヤンレストランのパスタ450円(≒ルピア)のほうがなんぼか美味しかった。
ちなみにサヌールの、褒子さんに連れて行ってもらったイタリアンは美味しかったが、ごちそうしていただいたため値段がわからず比較ができない。改めて褒子さん、ごちそうさまでした。
とにかく皆さんクタに散歩に行っても、ここでめし食うのは……よく考えてからにしましょうね!
食事が終わって午後2時半。暑くてもう露天の冷やかしもできないので、ドライバーとの待ち合わせ場所である<ハードロックカフェ>前に。約束の時間まであと30分あるが、<ハードロックカフェ>で茶でもしばいて待ってよう、と思ったところに<ノーブルバリ>のドライバーが来てくれた。たぶんパーキングがないので、その辺を流して待っていてくれたのだろう。ありがたし!
「他に用はない?」
「ない」
「コンビニに寄らなくてもいい?」
「いい」
「では、空港に!」
「オーケー!」
ちなみに<ノーブルバリ>では最終日、搭乗までの間のさまざまなお楽しみもアテンドしてくれ、車で案内してくれ、空港まで送ってくれます。私もそのようにして空港まで<ノーブルバリ>のお世話になった。至れり尽くせり。
ジャカルタ行きのドメスティック便の発着する出発ゲートに連れて行ってもらい、ドライバーの男の子に「手持ちの最後のルピア。少なくてごめんね」とチップを渡す。
ちなみにチップですが、『地球の歩き方』には「払わなくていい」と書いてあったが、まったくの嘘です。インドネシアはチップを払う・もらう習慣があります。お世話になったら忘れずに!
今回はスタッフの誰にも「リエ」と、一度も呼ばれなかった。「シェンシェイ(先生)」と呼ばれ続けて、私の名前はリエなんだけどなあ……アニラオのアレクシスは「レイ」だの「ライ」だのとむちゃくちゃ呼ぶが、それでも「シェンシェイ」よりはマシ……とやや寂しく思ったのだが、彼が最後に「リエサン」と呼んでくれました。
それにしても早く着きすぎた。おかげで空港で3時間も無為の時間を過ごすはめに。
ダンナのお土産にちゃんとした生地のTシャツを空港で買い、ジャカルタに向かう。
ジャカルタへの出発ゲート前のM&M人形。ドリアン持ってます。ここでたくさんの人が記念写真を撮っていた。
買う人は少なかった。
29日間滞在したバリ島とも、これでお別れ。
ジャカルタから日本までは、別にしますね。冗長でスミマセン。
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