8月22日
セクハラ問題で朝5時まで怒り狂っていたが、気持ちを切り替えて朝7時まで2時間仮眠、まぶたを腫らしまくったまま電車に乗り、朝8時に大崎に。
きのさん・たろすけと落ち合い、たろすけの運転で約4時間かけて真鶴へ。
3時間スキンダイビングをして、クロシタナシウミウシ、オカダウミウシ、メリベウミウシ、コノハミドリガイ、クロミドリガイを採集。このうちコノハミドリとクロミドリ(つまり嚢舌目)はたろすけに進呈。嚢舌目は彼の領域なので。いっぽう私の領域であるドーリス亜目キヌハダウミウシ科は残念なことに1個体も得られず。オカダがいたからアカボシもいるはず、と思って真剣に捜したんだがなあ。オカダの数自体も少なかったしな。やはり春先でないと採集は難しいのかも。スペイン人研究者のご要望のブツもおらなんだ。
成果は乏しかったが久しぶりの本州の磯、それなりに楽しかった。磯からあがった時には顔のむくみもとれていました。夜遊びより磯遊びのほうがヒトを幸せにしてくれる、ってことがよくわかったわ。
水をかぶって着替えた後、真鶴駅近くで刺身定食を食べる。イカの旨さを思い出した。
それから横須賀の海洋研究開発機構(JAMSTEC)へ。たろすけは東京海洋大学の大学院生だが、ふだんはJAMSTECの丸山先生のもとで研究をしている。
予想以上に道が混んでおり、JAMSTECに到着したのは夜8時過ぎで、残念なことに丸山先生にはお目にかかれず。その代わり、サツマハオリムシだとかシンカイヒバリガイだとかの深海生物の飼育の現場や顕微鏡などの研究施設をたろすけが案内してくれる。キーエンスの蛍光顕微鏡はよかったなあ・・・。
きのさんとは京急のどこだったかの駅でさよーなら。私はたろすけに新宿まで送ってもらう。駅前についた時点で夜11時15分。ホテルについたのが夜11時40分。零時過ぎ、風呂にも入らず寝てしまいました。