『白州次郎』を除く3本、すなわち『プロフェッショナル(バガボンドの作者)』 『サラリーマンNEO』と『天地人』を見る。
『サラリーマンNEO』は見るようになってまだ10回程度なのに、もう終わってしまうんだな。シーズン1から見たいものだ。そんな時間は絶対的にないのだがね。願望ですよ、願望。
『天地人』は最初から見ているが、いやはや、これはもう、ダメですね。ひどすぎ。もう終わっている。
脚本がひどすぎる、と以前も書いたけれど、今回も1ヶ所だけ指摘しておこう。
今回は石田三成が月を仰いで「我を守らせたまえ」と言ったシーンかな。あの直後に洞窟の前に追っ手が立ってた(つまり敵に見つかった)わけだけど。必死に追っ手から逃れていたら、声なんかたてないはずよ。音ひとつたてられなかったはず。
おびえと、無念と、一縷の希望と。それを表情だけで見せてほしかった。
脚本家が「必死」がどういうものかわかっていないから、安易にあんなことをつぶやかせてしまったのだろう。
脚本もひどいが、演出も下手クソというか。時代劇知らなさすぎ。
しんがりをつとめる大将が、鉄砲隊の先頭に立って(つまり敵の矢面に立って)「撃て!」などと号令をかけたりしますかね。
は~うんざり。
そういえば以前、真田幸村が信州に帰ってきた時、兼続が「幸村」とひとこと言って出迎えるシーンがあった。名前を呼んで出迎える、まあそれはよいとしても、兼続が青春ドラマみたいに目キラキラさせて幸村を出迎えに行っちゃったでしょ。「ユキムラ~!」みたいな感じで。
友達じゃないんだからさー。あの時も、いやはや、と思いました。
ずいぶん前にNHKに勤める友人に聞いた話だけど、大河の予算て3年単位で降りるんだってね。だから最初の2年で予算を使いすぎると3年目は必然的に質素に作らざるを得なくなる。
ほんとだとしたら、今年が3年目なんでしょうね。
だって戦闘シーン、カメラワークが平板で、CGがちゃちすぎるもんね。
いくらロケの予算がないからって、天下分け目の関ヶ原が、あれかい?
あるいは演出家に、迫力のある戦闘シーンを構成する力量がなかったか。
は~。
大河ドラマも落ちたもんだ。
井上雄彦の漫画が支持されるんだから、受け手の日本人の教養や感性は、作り手が手を抜いていられるほど落ちてはいないように思えるのだが。脚本と演出の人選を誤ったのは誰だ。責任者出てこいである。
来年の大河は坂本龍馬だから、初回は一応見てみる。再来年は女が主人公だから見ない。
今年は見るの、もうやめた。
で、ハラの具合ですけど、今ひとつですねえ。胃が痛い+食べると速攻でピーになる。
3本目と4本目(の論文)を同時に書き始めてしまったからかも。好きでやってることとはいえ、さすがにちょっと激務すぎる。
今日は2食分のお弁当を持ってきました。ついでに胃薬も。
さて、だらだらと、がんばりますかな。