4月6日に入稿を終えたときに「これから足りない写真の撮影もしないといけない。校正も2-3回はするだろうし。5月末まで作業は続く。」と書き、5月12日に「うかうかすると25日までずーっとずーーーっと仕事かも。」と書いた。
そのとおりになりつつある。26日以降は多少ヒマになるけど、6月1日の責了日までは細々とした仕事が続くだろう。
これはつまり、予定通りに進行している、ということだから、大変よいことなのですが。
1冊の本を作り上げるのに丸5ヶ月。5ヶ月かけた仕事の報酬はというと、・・・月収に換算すると、なななんと。少なすぎてちょっと書けない。マクドナルドでバイトをしたほうが稼げる。
文筆業って、つくづく割が合わない商売だわ。
重版がかからないと、とてもやれる仕事ではない。
でも他にやりたい仕事はない。
仕事というのは「金になるけど、楽しくない」か「金にはならないが、楽しい」の、どっちかだと私は思っている。
「金になって、楽しい」仕事をしているヒトはあまり(ほとんど)いないだろう。逆に「金にならなくて、楽しくもない(orつらい)」仕事をしているヒトは多いだろう。最近は「楽しいとか楽しくないとか言ってられない」ヒトも多いだろう。
とはいえ、私の場合は会社に勤めること自体が体調を崩すほどつらいことなので、「金にはならないが、楽しい」仕事をするしか生きていく道がない。だからビンボーは宿命。
秋になったらウミウシの本を書き始めよう。