大学院生の仕事は、研究することである。しかし研究者である前に社会人である私は、カネにもならんことを「仕事」と呼ぶ気にはどうしてもなれない。
私の場合、作業が完了した後でカネになるのが「仕事」、カネにならんのが「研究」。カネにもならんことを一生懸命やるのだから、つまり研究=趣味である。
ていうか、医学や薬学と違って、生物の基礎研究なんか教授の仕事だろうがなんだろうが全部趣味みたいなもんよ。世の中のためにならんことを一生懸命やってるんだからさ。少しは世の中のためになろうと活動している教授もいることはいるけどね。
とか考え始めると、では「世の中のため」とは一体なんなんだろう、という方向に思いは至る。
で、本日は仕事の色校正と趣味の色校正をひとつずつ執り行う。
9時間くらい寝たので、だるいのも頭痛もなくなって、なんとかやり遂げた。
座骨神経痛と不眠症→頭痛のため、この3週間でやったことといえば色校正の他に部屋の片づけと家具の配置換えだけだ。講演用パワーポイントと学会発表用ポスターを作らねば・・・次の上京まであと1週間。
話は変わるが、東京新聞の長谷川幸洋On Twitter:
「いすれにせよ、今回の東電救済案は歴史に残るひどい法案。東電の賠償は電気料金値上げで被災者を含めた国民が負担して、金儲けで東電に投資した株主は配当をもらうのか?そんなバカな話はない。これに賛成した自民党議員は自由な市場経済を語る資格はない。」
宮代真司教授が「菅首相が狂っていても、原発止めれば大変な功績」といったけど、人気取りの延命工作でもなんでも、脱原発を言ったことだけはカンナオトを評価してやるよ。
この後の民主党の総裁は脱原発を主張する人になってもらいたい。野田はダメだよ野田はっ。
「野田佳彦財務相は14日のNHK番組で、デフレ脱却に関し「東日本大震災の復興需要をどう満たすかという観点からすると、(震災復興は)まさに千載一遇のチャンスだ」と述べた。多大な犠牲と被害をもたらした震災からの復興を「好機」と表現したことは不適切との批判が出そうだ。(共同通信より)」
アホだよこの男・・・