火曜日の午後にラボでホヤ後輩と茶飲み話をしていたところに広瀬先生が、
「ところで中野さんはいつ卒業するつもりやねん。9月卒業か来年3月か」
「どないしましょう」
「そんなん僕に言われたかて。自分で決めることやろ」
「そうですね~うう~どうしよう~」
先生はその場ではそれ以上何も言わなかったが、背中が「はよ決めんかいコラ」と言っていた。
そして今日、先生にメールを書いた。
「思えば今年度は仕事ばかりしていた・・・・社会人大学院生というよりは、大学院生のふりをしている社会人、くらいしか研究が進みませんでした。嗚呼。
来年度は今年度ほどしゃかりきに働く必要はありませんが、それでも仕事にある程度は時間を割く必要があります。
9月卒業は無理なので、3月卒業にしようと思います。」
とうとう宣言してしまった。
あと1年。
先生にメールした途端に、あと1年で死んでしまうような気持ちになってしまった。
うわあああ。余命1年。あまりにも短い。
残された(学生)人生、悔いなく生きるようにしなくては!