ルソン島の南の端っこのほうにある。どう頑張っても30人ほどしか泊まれない、小さなリゾートだ。
ツイン用のコテージでは無線LANが使えないが、リゾートの中央にあるメインコテージでは無線LANが使える。ただしメインコテージですら電話もテレビも冷蔵庫もない。
シャワーからはお湯が出るが、私の宿泊したシングル用コテージではお湯が出ない。おかげで滞在2日目の夜に風邪をひきかけたので、3日目からはみっち&ボブ男の部屋のシャワーを借りた。
食事は美味しい。豪華でもないし洗練されてもいないが、日本人の口に合う。野菜がふんだんに使われているのもいい。
これはある日のディナー。毎回3品程度+ごはんで、食べたいだけ自分の皿に取る方式。毎食とも美味しかったなあ。
このリゾート、日本語は一切通じない。
ダイナーテーブルを他の(各国からの)ゲストとシェアするので、食事時も基本的に会話は英語。たとえ日本人どうしであっても日本語はNG。テーブルについているのが我々だけの時だけは、心おきなく日本語で話したけどね。
こんなリゾートだから、日本語しか話せない人には行ってほしくない。
恥ずかしがって英語を話そうとしない人には行ってほしくない。が正しいかな。欧米人の中で日本人だけが固まって閉鎖空間を形成しているのを見るのが、私は好きではないのだ。
なので、リゾートの名称も敢えて書かない。旅行代理店が入っていないので、誰でも行けるわけではないけど念のため。
※昔むかし、仁科マサヨシという詐欺師が自分を旅行代理店の人間だと偽ってクンクンガンのリゾートに行き、優遇されたと自慢げに話していた。このリゾートのオーナーにも、仁科マサヨシという名前には気をつけろと伝えておこう。