1本目はハウジングの調子もよく気分ノリノリで潜れたので「今日は午後も潜りたい!」とジャヤに言って掟破りのone day two dives …が、前述したように2本め途中からハウジング内が曇ってしまった。イライラして、よっぽど水中で蓋をあけてやろうかと思った。ほんまにハウジングいらんのちゃうか?
それでも少しはマシに写っているのだけでも10個体はある。よかった。時間の都合上今日は4個体だけ。
カレントが強くて突起がぶれまくりですが、トラパニア・ミルタブランカ!
今晩から<ノーブルバリ>のガイド衆にウミウシセミナーを行うことになりました。よく見られるウミウシを、分類群ごとに(属レベルで)形の説明をして、その後1種ずつ学名と和名をカタカナで教える内容。
皆ウミウシのことはよく知っているので、後はどう呼ぶかだけの問題。
カタカナは基本です。日本では動植物の名前はカタカナで書くならわしだし。カタカナが読み書きできれば日本人ダイバーと意思の疎通ができるしね。
みんなでカタカナをよもう、ミルタブランカ!
1回のセミナーの準備に3時間くらいかかるので、明日からけっこう忙しい。でもトランベン滞在も残すところ1週間ちょいだし、one day one dive できるといいな。毎日毎日これでもか、というくらい違う種が見られて、いくら潜っても飽きない。もし中3日ツアーで来ていたらフィリピンの時と同じように死力を尽くして(早朝のバッファローフィッシュ見物だけパスして)1日4本潜ると思う。
おっと、話がそれた。
サクラエオリス・キレンボサ。
アカエラミノウミウシ属というのも実に不可解な属だね……これは、あっ、企業機密!
この子は結局1枚も、口触手とfoot corner がちゃんと写った写真を撮れなかった……。
コトヒメウミウシ、ノ、ナカマ!
新ゴスデスレンスの
Goniodoridella sp. 9 だと思います。
まもなく発表される論文にてコトヒメウミウシ属の未記載種の数種にも和名を提唱したのですが、残念ながらこの種はリストに入っていなかった。
モウミウシ、ノ、ナカマ!
新ゴスデスレンスの
Costasiella sp. 3 だと思います。
いかん、連載の校正と、英文校正依頼手続きと、4月の学会の要旨執筆と、チラシのデザインをしなくちゃいけないのに眠くなってきた・・・
毎日午前3時か4時か5時に寝て午前11時頃に起床する生活を延々と続けているのに、早寝早起きしようと思えばできるものですね。といっても、ここトランベンでも就寝午前2時、起床午前8時ですけど。これでも私にとっては早寝早起きなのです!
追記:
午前2時だす。校正と、校正依頼手続き済んだ。学会要旨は無理・・・
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