5月4日5日、つまり連休最後の2日間、高知県柏島のちょっと手前にある樫西・西泊で、全ウ連の第2回ワークショップを開催します。
2日間で3本ウミウシダイビング。見つけたウミウシは黒潮生物研究所に持ち帰り、顕微鏡で観察します。ウミウシによっては心臓の拍動が目に見えるので、それを是非皆さんに見てほしい!と思っています。
色のきれいなウミウシは、体の表面を顕微鏡で見てもらいます。マジもんの顕微鏡はオリンパスTG4の顕微鏡モードとはレベルが違います。その美しさたるや、呆然もの。
ウミウシに名前をつけるために、なぜ解剖しないといけないか、という研究所ならではのセミナーを行い、希望者がいれば解剖もしていただきます。
大昔、国立科学博物館で開催されたワークショップに参加して巻き貝の解剖をしたことがあり、後鰓類でやってみようと思い立ちました。
昨年のワークショップでは「解剖なんかしたいと思う人いるかしら」と危惧してましたが、「もう1種解剖していいですか?」という方がいたくらい皆さん目を輝かせておられました。中身こうなってんのか、なるほどなー、と思いますよ。
解剖の終わった個体は、研究活動に使わせていただきます。現在、昨年度のワークショップ中に採集した個体で論文を書いて投稿し、現在リバイス(書き直し指示)により書き直し中です。
●ダイビングショップ:ダイブカーム
ダイブカームの小谷さんはウミウシに詳しいガイドさんです。小谷さんと私の共著で、現在上記とは別の論文を投稿中!
●宿泊先:黒潮生物研究所 宿泊棟
素泊まりです。なので参加費が安い。
夜は道の駅にお買い物にいって、高知のうまいもんを食べましょう。人数によっては郷土料理を頼むのもアリかと思ってます。
●参加費:26,000円(ワークショップ参加費、セミナー受講料、研究所宿泊代1泊分、研究所施設使用料2日分、ボートダイブ計3本、ランチ2回)。
含まれていないのは、滞在先までの旅費、ランチ以外の食費。
お申込み、お問い合せはinfo@ajoa.jpまで。
前泊とダイビングのお問い合わせはダイブカーム 小谷光さんdivecalm@md.pikara.ne.jpまで。連休後半をダイブカームで潜って、最後の2日間をワークショップ、というのはどうでしょう?
以下は昨年のワークショップ風景です。楽しかった~!
.