居残りのMasaさんとホテルの前でさようならして、渡井さん魚住くん私の3人は朝市に。なみこさんお勧めの店<茶夢>に30分ほど並んで海鮮丼を食べる。
丼を注文すると小鉢が出てきた。朝から日本酒が飲みたくなる。ひとまず撮影のみ。写真は小鉢を写す魚住くん。
私の頼んだのは一番安いいさりび丼1,080円。渡井さんはカニ汁セット2000円+税、魚住くんは五食丼でウニを何か他のものに変えてもらっていた。彼は東北に就職してウニとホタテは飽きるほど食べているそうだ。なんとも羨ましい。
この後朝市をまわる。
海の中にやたら落ちていたマナマコ。中国人の大好きなやつですね。
「これを見るとナマコのほとんどが水分だということがよくわかりますね」(魚住くん)。
いやいやウミウシほどではないと思うよ。
イカ釣りに興じる韓国人または中国人の女性。なんちゅうさぶい格好してるんや。
多少買い物をしてから、10時30分に函館駅前でみきちゃんと待ち合わせ。みきちゃんの知り合いのジュエリーショップのお店でオーナーご夫妻にコーヒーをごちそうになり、その後大歩さんの車で函館市内を観光。私は車中に残って、みきちゃんと話をしていることが多かったけど。
TVで八丈島のカメを見たい女性タレントが出てきてああだこうだ言っているのを聞くともなく聞いていると、突然「八丈島はウミウシが多い」と言ったので急いでカメラを出して撮影。しかしねアカフチリュウグウウミウシは八丈島にはおらんよ(今のところ)。だから民放はダメなんだよなあ。
函館市国際水産・海洋総合研究センターにて記念撮影。ここは車から降りてしっかり見学した。面白かった。クリオネまで見た。嬉しかった。
ダイバー and/or 海洋生物研究者なら、ここの見学はお勧め。
立待岬。残念ながら青森は見えず。
はまなすの実。
はまなすの花。「知床旅情」を歌いつつ撮影。
市内に戻り、<ラッキーピエロ>のチャイキチ(だったかな)を電話予約して、待ち時間の間にスーパーに行き、「近所の主婦が買い物に来た、みたいな買い方だ」と笑われながらも、水ダコの刺し身だのザンギの素だのささげ(さやいんげんを巨大にしたような野菜)だのインスタントラーメンだの赤ワインだのを5,000円近く買いまくる。
予定通りの時間にバーガーを受け取りに行くも「まだできていません」。
代金を支払い、待っている間に魚住くんが店頭に並んでいた食べ物(お餅のようなもの?)を買おうとすると、男性の店員が「うわ、やめて」というゼスチャーをする。
なおも待っている間に他の客がレシートを片手にやってきて「頼んでおいた中のコレとコレが袋の中に入ってなかった」というと、奥から調理のおばちゃんが出てきて「ああ~」とゆるーい返事をした。
という話を青函連絡フェリーの乗り場でチャイチキを食べながらみきちゃんにすると、
「ラッキーピエロは高齢者を積極的に採用するんですよ。だから仕事はゆっくりゆっくりだねー。間違いも多いしねー。すごく流行っている店は若い子も採用するけどねー。それに注文を受けてから作り始めるから、とにかく時間がかかるんですよ。」
なるほど、ねー。
で、これがチャイチキ。
鶏の唐揚げやや甘め、がどっさり挟まったハンバーガーですね。私は単品+スーパーで買ったダイエットコーク。他の皆さんはポテトと烏龍茶のついたセットで購入。
チャイチキでおなかいっぱいになった後、青函連絡フェリーを撮影に。「上野発の夜行列車降りた時から~」と歌いながら撮影した。大満足。これをでかい声で歌うのは今回の旅の目的のひとつだったゆえに(笑)。
みきちゃんは新幹線に乗り込むところまで見送ってくれた。
亡くなった宇津くんの話をたくさんしたためか、駅で見送ってくれるみきちゃんの姿が小笠原<KAIZIN>のボートのデッキにいた宇津くんと、その横にいたみきちゃんの姿と重なってしまい、思わず号泣してしまった。
宇津くんが生きていたら、今回の函館だって誘ったのに……。
ワインを飲みながら、宇津くんの思い出を渡井さんに語りまくり、5時間つきあわせてしまった。
盛岡駅で在来線に乗り換える魚住くんとさようなら。東京駅で渡井さんとさようなら。帰宅は10時10分でした。
予想以上に水温が低かったけれど、海でも陸でも楽しく過ごせた函館4泊5日のウミウシツアーでした。
長明さんなみこさん、みきちゃん、お世話になりました。また行きます!
こんなに買っちゃったよー!
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