今日は勝昭さま(北の富士勝昭)の解説。相変わらずのかっこいい着物姿にうっとり。
けれど顔が少し丸くなったようだし声が細くなった気がする。体調はどうなんだろう。相撲より着物姿の勝昭さまをもう一度見たい、などと思いながら、事務所に行く前に横綱の相撲だけ(およそ30分)見た。
鶴竜の負けっぷりにも驚いたが、今日を13日目(土曜日)だとばかり思っていたという、勝昭さまのボケっぷりにも驚いた。鶴竜から見た白鵬の視点で、はげしく卑屈に「比べられるのは嫌ですよ。私もね、あんまり勝てません(=優勝できません)でしたしね、大鵬と比べられて、自分は格下の横綱だとずっと思ってましたよ」などと言うもんだから、アナウンサー(今日はたしか佐藤さん)がうまい切り返しができずに向正面の解説者に救いを求めるように話をふっていた。
ずけずけ苦言を呈する、言いたい放題な勝昭さまの解説を受けるアナウンサーは技量が求められるけれど、最近その苦言が少ない、どころか妙に卑屈なことを言うし、土曜日だと勘違いしていたし、大鵬と言うべきところを白鵬と言っていたしで、ちょっと心配。
さておき、白鵬と妙義龍の相撲。白鵬が妙義龍の首根っこをつかまえて振り回して勝った。決まり手はなんだったかな。とにかく妙義龍に土がついた時、白鵬は手を振り上げたのですよ。それを見て「うわー、品がない。だから白鵬って嫌いなのよ」と私は思った。とほぼ同時に勝昭さまが「あらっぽい相撲をとる」だったかな、そのようなことをおっしゃった。
VTRを見ながらの解説の時には、勝昭さまははっきりと「これ(腕を振り上げる動作)はいただけませんね」とおっしゃった。
ですよねー!
なんで白鵬はあんなに下品なんだろう。プロレスラーと違って力士、特に横綱は品位が求められるのに、張り手を禁じられてからも、万歳三唱だとか、白鵬はやることなすこと品位に欠ける。ああいやだいやだ。朝青龍みたいなあからさまな悪童と違って、一見品格があるように見えてしまうところが狡猾にさえ思えて、ほんとうに嫌いだ。
公共放送だから言わないだけで、勝昭さまもきっと私と同じことを思っているに違いない、と思いながらTVを切りました。
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