WCMが終わり、N先生からは行間から「超つまらんかった」とのニュアンスがにじみ出たメールをいただき、予想どおりのゴスによるゴス一派のための不毛な学会だったのだろうと想像する。次回の開催地はドイツ。3年後まで生きていたら行くとしよう。アメリカよりドイツ(ヨーロッパ北部)のほうがウミウシ研究者の質が高いことは確かだし。
気がついたら東京に戻っていました。戻る前日は大阪でSKさんのお世話になり、メリベのうっふん♡な部位の電顕撮影をさせていただき(肉を溶かして……ってところから始めたから、4つ撮影するのに3時間半もかかった)、博物館実習に来ていた三重大の男子とSKさんと私の3人で駅前の居酒屋行き、ネズッポの唐揚げだとか穴子の天ぷらだとか、おもしろいものをいただいて帰ってきた。SKさん、忙しいところおつきあいくださってありがとう! 泉州はうまいもんがありますねえ。
ところで今年の秋、ついに『十二国記』の続編が出ますね。
もう楽しみで楽しみで。
最近の小説は文章が下手クソで読めたもんじゃない(パラパラと立ち読みしては呆れて買うのをやめてしまう)シロモノばかりで、がっかりする時間も惜しいために新作はもう殆ど読まなくなってしまった。村上春樹さんの作品すらもう久しく読んでいない。フィクションは漫画と映画でもう十分。
けれど小野不由美さんの『十二国記』シリーズだけは例外。
小説世界・世界観・登場人物の設定、ストーリーと文章のクオリティ。すべて雄渾で素晴らしい。
新作タイトルは『白銀の墟 玄の月』(「しろがねのおか くろのつき」)だそうです。
旧作を全部読み返して、新作に備えよう。おっと、その前にメリべのうっふん♡を形にしないとなー。
そのためにも早く涼しくなってくれないかなー。
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