芝崎リストが作れない。
まぁ、いろいろあったので。
イスラエル側を取材したドキュメンタリー『BLIND SPOT』を見ているところ。
登場人物の1人のセリフ。
「さあ、ガザの飢餓を祝おうぜ」。
そういえば、ハマスとイスラエルが停戦したとかしないとか、トランプが「ノーベル平和賞くれ」とノルウェーに電話したとかしないとか。ノーベル賞ほしさにハマスを恫喝したのか。おぞましいが、トランプならやりかねない。
しかしどうぜネタニヤフのことだ、1週間もしないうちにグダグダになるだろう。そしてトランプの面目は丸つぶれ。
追記:
上記のドキュメンタリーについて。見終えてから。
イスラエル側の話が終わってから番組がガザの悲惨な映像を、いかにも悲壮な感じのBGMにのせて流し始めたので「このイヤーな感じはもしかしたらNHK制作かも」と思ったら本当にNHKの作ったドキュメンタリーだった。
ドキュメンタリーを感情に訴える構成にしたら、見た1人1人が「なぜこれほど憎み合うのか」「どのような歴史的経緯があってこのようなことになったのか」「和平への手立てはないのか」と考える前に「かわいそう」「ひどい」「許せない」と感情に流されてしまう。
今年はノーベル賞の受賞者が2人もいるというのに、全体にエモーショナルで自分の頭でものを考えない日本人があまりにも多い。これ、TVの影響なのではないですかね。それとも日本人って、そもそもがそういう国民性なのかしら。情緒的といいますか、すぐに思考停止するといいますか。北川進さんが「研究者と一般の人が関係性を築くために、研究者は自分の研究をもっとアウトリーチしていかないと」とおっしゃっていたけれど、研究者がいくらアウトリーチしてもバカには届かない。