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鳥取・岩美の宿<シーサイド浦富>の部屋から。日本海は今日もいい感じ。この1週間、朝から晩までずっと仕事でしんどかったけど楽しかった。ありがとう鳥取の海、鳥取でお世話になった皆さん、また来ます! それでは、とトイレで短パンとビーサンに履き替えて、いざ! 頂上。「おおー!」と声をあげる。 「しかも目の前が海だし」 沖の島を指さして、「あの島の形はアメフラシに似ているね」 「あそこはダイビングポイントなんですよ」 20世紀梨シャーベット350円を食べて、うだうだしているうちに、 「やばいですよ中野さん、のんびりしすぎて温泉と砂の美術館のどちらかにしか行っている時間がなくなりました」(O田せんぱい)。 電車を1本遅らせる手もあるんだけど、せんぱいもずいぶん疲れがたまっていそうだし、と思い直して「ほんでは砂の美術館!」 毎年作り直しているんだそうな。なかなかにすごい。 でも気になるのは巻貝だったりヒトデだったり。 せんぱいの家の前で、著書「海のクワガタ採集記」にサインしてもらう。 「だめです、汚いから」 はいはい。そういや大学院生時代の部屋も汚かったなあ。 「電車まで小一時間あるから駅前で昼ごはん食べよう」ということになり。 地元のお醤油。甘すぎず美味しい醤油だった。今度来た時は買おう。 大学院修了以来、O田せんぱいとこんなにしゃべったのは初めてではなかろうか。まる1週間、ずっと喋っていたような気がする。「海のクワガタ採集記」のサブタイトルは「昆虫少年が海に」だけど、その昆虫少年がまあまあまともな社会人になっていた。院生時代の4年間を一緒に過ごした私は、たいへん嬉しかった。 O田せんぱい、次は秋か、来年の春に会いましょう! . #
by hofukutei
| 2018-06-25 08:31
| なんちゃって博士の日乗
今日は午前10時から岩美の<渚交流館>で一般の方々向けにウミウシのお話。 会場では朝早くからO田先輩や梶川先生などが生きたウミウシの展示をしてくれたり、職員のみなさんが案内掲示板を作ってくれたり。 米子から蒲田多津丸くんが会いに来てくれる。6年ぶり? 嬉しかった! その後標本を片付け、スーパーでイカゲソの天ぷら・アジフライと茶そば、ノンアルビールを買って、O田せんぱいの職場裏で海を見ながらランチ。いい職場だなあ、とつくづく。 <ブルーライン田後>に行き、器材をセッティングしているうちに立っていられないほど眠くなり、店の小上がりで30分ほど爆睡する。ダイビングに来ていた皆さんに爆睡中を見られてしまった(笑)。 器材と標本を発送してから、O田先輩と但馬牛を食べに行く。 美味しかった!車で30分かけて行った甲斐がありました。 魚介に肉に、美味しいもの食べてます。昨日おとといはスーパーのお弁当だったけど。 ホテルに戻り、少し寝て、サッカーW杯を観戦。引き分けかー。セネガル相手によくやった、と試合直後は思ったけれど、勝てた試合だったのに、と、だんだん悔しくなってきた。そう思ったことが、日本チームが強くなったってことだな。 忙しい1日だった。忙しい1週間だった。 明日は温泉につかって鳥取砂丘を見てから鳥取を後にします。 .
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by hofukutei
| 2018-06-25 02:19
| なんちゃって博士の日乗
<奇跡体験!アンビリバボー>とかいう番組の人が何度も何度もメールをよこした(私は長旅の直前だった)ので「締切と謝金を教えろ」と言ったら「*日締切、謝礼は2万円」と言ってきたので締切に間に合うように返事した。 しかしその後さらに2回も質問メールをよこし、都合5回目の質問の時は「この質問に返事をして写真を提供したら謝金3万円にする」とのメールが! その時は宮崎から島根への移動中(しかも島根では私のWiFi 環境が最悪だった)こともあり「もう答えている時間はない」「その写真は持っていない」と返したら数日返事がなく、そしてさっき「6月28日のウミウシ関連の放送はなくなりました」とのメールが届いた。この後また使うかもしれないけどその後はよろしく云々とのエクスキューズの文言を添えて。 だから民放は嫌いなのだ。 去年か一昨年の「ところさんのなんとか」という番組の人も失礼だったけど、なんつうか、言葉遣いだけは丁寧なのに態度が横柄で、そんなだから民放は面白くないのだ。そもそも民放は見ないけど。 激務の中あなたたちに費やしてあげた時間を返せと言いたい。そして民放の皆さん、もう質問とかしてこないでください、とまでは言いません。変なサイトを運営している素人さんに取材して、その人が嘘の答えをしたら困るので。でも、せめてもう少し礼節をわきまえてください。 ラジオに出てくれとの話もあったのですが、あいにくその収録日は東京にはいません。私は電波媒体には出たくない……ラジオはともかくTVには死んでも出ないぞ! 出るくらいなら死ぬ! .
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by hofukutei
| 2018-06-24 01:18
| なんちゃって博士の日乗
4日目は2ダイブとも1度も着底せずに、ひたすら中層を泳いで翼足類を観察。中層を泳ぎ回るダイビングって20年ぶりかもしれない。夜はソーティングを終えてからスーパーでお弁当を買って宿に戻り、食べながら5日目と6日目のセミナーの準備。 5日目は朝7時15分にY先生に研究材料を送りに行き、そのまま<ブルーライン田後>に。図鑑45冊にサインをしているうちに皆さん到着。ダイバー編集部の女性編集者2人(プライベートでのお越し)と、ウミウシではない被写体を狙いに来ていた写真家のむらいさちさんも交えての、賑やかな2ダイブ→ウミウシセミナーとなりました。 私とO田せんぱいはセミナー後、6時から8時半まで2時間半仕事をしましたが、セミナーにご参加の皆さんは鳥取で宴会の模様。 岩美から鳥取までは車で20分ではありますが、明日は地元の方々対象のセミナーなので、宴会には参加しないで明日のパワーポイントの見直しをします。それに今朝は6時半起きで、7時15分から仕事したわけだしね。明日のためになるはやで仕事を終えて、さっさと寝ないと。 とにもかくにも第1回鳥取ウミウシ相調査、無事終わりました。<ブルーライン田後>スタッフの皆様・ゲストの皆様、ありがとうございました。 あとは標本整理をしてデータベースを作ってそれをもとに論文を書いて……。 あー山ほど寝たい&ワールドカップを堪能したい! ------ 追記: 零時近くなって、そうだ寝る前に! とN先生への報告メールを書いていたら、どんぴしゃのタイミングで先生が論文添付メールをくださったので、その論文を読んだりメールを書いたりしているうちに今日もまた深夜1時近くなってしまった。 私がもうふたりほしい。研究しているだけでいいリアル私の他にダイビングしているだけでいいダイバー私とプチトマトを植えてW杯見てビールを飲んでいるだけいいサボりたい煩悩全開の私と……。 .
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by hofukutei
| 2018-06-23 22:09
| なんちゃって博士の日乗
1本目の潜降途中と安全減圧中に翼足類まみれになり、ロープにつかまりながらO田せんぱいと顔を見合わせてニカニカニカっと笑いあう。楽しかった! 「プランクトンフィーダーの気持ちがわかりますねー」(O田せんぱい) 「クジラの気分だね」(わたし) 「メルヘンでしたー」(せんぱい) しかし残念なことに、あれの撮影技術を私は持ち合わせていないのだった。だから写真はなし。とれるだけ取った。固定方法は奥谷先生に聞いた。 2本めは翼足類を求めてずっと浮遊していた。エントリーしてすぐ着底せず、中層を泳ぐ(浮く)ダイビングなんて、いったい何年ぶりだろう。浮遊感もダイビングの楽しさですね、と、今さらのように言ってみる。 .
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by hofukutei
| 2018-06-22 01:09
| なんちゃって博士の日乗
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